胃腸とは?/ レイク
[ 784] 感染性胃腸炎
[引用サイト] http://www.kenkou.pref.mie.jp/topic/ityou/ityou.htm
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感染性胃腸炎の患者届出数は、例年11月上旬から急増し、12月をピークに一旦減少しますが、1〜3月に再度増加し、その後徐々に減少していきます。12月のピークはノロウイルス、春のピークはロタウイルスによって形成され、腸炎ビブリオなど細菌性のものやいわゆる食中毒によるものが夏期の胃腸炎の原因になっています。 (便、吐物など)や、汚染された水、食品によって経口的に感染します。手洗い、うがいを励行し、日常的に清潔を保つことが重要です。 ノロウイルスは冬の胃腸炎の主な原因で、嘔吐や下痢を引き起こします。食中毒のように、このウイルスに汚染された水や食品を口することで感染しますが、風邪のように人から人へも感染します。また、感染しても症状が現れないことがありますので、家族に胃腸炎症状がある時は要注意です。 (吐物、オムツ等を処理する際は手袋・マスクを着用し、汚染された床等は塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)で拭くなど、二次感染に注意してください。) ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生に係る指導等の実施困難事例における対応(厚生労働省:PDF) 感染性胃腸炎という診断名は、多種多様の原因によるものを包含する症候群です。したがって原因となる病原体は、細菌、ウイルス、寄生虫など多種多様であり、臨床症状は病原体やその感染様式によって異なりますが、発熱、下痢、悪心、嘔吐、腹痛などが主に見られます。病原体は細菌性のものでは腸炎ビブリオ、病原性大腸菌、サルモネラ、カンピロバクターなど、ウイルス性のものではロタウイルス、腸管アデノウイルス、ノロウイルス(旧称Small 「ノロウイルス」は、以前はノーウォークウイルスと呼ばれていました。その名の由来は、1968年に米国のオハイオ州ノーウォークという町の小学校で集団発生した急性胃腸炎の患者のふん便からこのウイルスが検出され、発見された土地の名前を付けてノーウォークウイルスと呼ばれました。このウイルスの形は、1972年に電子顕微鏡により明らかにされ、 ウイルスのなかでも小さく球形をしていたことから小型球形ウイルスの一種と考えられました。その後、非細菌性の急性胃腸炎の患者からノーウォークウイルスに似た小型球形ウイルスが次々と発見され、ノーウォークウイルス、ノーウォーク様ウイルス、あるいはこれらを総称して小型球形ウイルスと種々の名で呼ばれました。 このウイルスの遺伝子を詳しく調べると、非細菌性の急性胃腸炎をおこす小型球形ウイルスは2種類あり、そのほとんどはノーウォーク(様)ウイルスと呼ばれていたウイルスであることが明らかとなり、2002年8月に、国際ウイルス学会で正式に「ノロウイルス」と命名されました。もうひとつの小型球形ウイルスは、「サポウイルス」と命名されました。 ノロウイルスは、表面がカップ状の窪みをもつ構造蛋白で覆われ、内部にプラス1本鎖のRNAを遺伝子として持っています。ノロウイルスには多くの遺伝子の型があ り、培養した細胞でウイルスを増やすことができないことから、ウイルスを分離して特定することが困難といわれています。特に食品中に含まれるウイルスを検出することが難しく、食中毒の原因究明や感染経路の特定を難しいものにしています(厚生労働省ノロウイルスQ&Aより:PDF 上述のように起因病原体が多種多様なため、年間を通じて患者報告数の多い疾患です。例年冬期はウイルス性の胃腸炎が多く、いわゆる「お腹にくる風邪」の主因であるノロウイルスの流行が晩秋から増加し始め、12月にピークとなり、次いでロタウイルスによる乳児嘔吐下痢症の流行が2月から3月にかけてピークとなった後、初夏までだらだらと続きます。夏期は細菌性のものが増加し、腸炎ビブリオや腸管出血性大腸菌などによる食中毒の発生がみられ、年によっては小さなピークを形成しますが、その後は秋に向けて減少していきます。ウイルス性の報告が多いため、罹患年齢は、幼児及び学童期が中心となっています 細菌性のものに対しては食中毒の一般的な予防方法を励行し、ウイルス性のものに対しては流行期の手洗いと患者との濃厚な接触を避けるなど、いずれの病原体においても院内、家庭内あるいは集団内での二次感染の防止策を考慮することが大切です。 |
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