手入れとは?/ レイク
[ 802] 革製品の手入れと保管/皮革アラカルト
[引用サイト] http://www.kawa-sozai.com/leather_teire.html
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消費者が日常よく行う手入れは汚れを落とすことです。革は微細な繊維が交絡した多孔質の構造をしており、汚れが内部に侵入すると取り除くことは困難になります。従って、なるべく汚さないように使用し、汚れた時はできるだけ早く取り除くようにしなければなりません。ベンジンやシンナーは油性汚れを落とす力は大きいのですか、革の塗装膜を溶かしたりシミになったりするので使用すべきではありません。水溶性の汚れを水ぶきする場合や、市販のクリーナーやクリームなどの手入れ剤を使用する場合も、革の表面仕上げ方法を考慮しないとシミや色ムラを生じる恐れがあり、かえって革の外観を損なう結果となります。この手入れ剤を使用する場合には、あらかじめ目立たない部分でテストし、色落ちやシミ等ができないか必ず確認してから全体に使用するようにします。水洗いは一概に否定はできないが、色落ち、型くずれ、風合いの低下などが起こりやすいので、家庭では避けた方が無難です。 また、革の取り扱いで最も注意すべきことは、雨、その他何らかの理由で革をぬらした時、直火、アイロン、ドライヤーなどにより高温で乾燥させてはならないということです。このようなことをすると、革は収縮、硬化し使用に耐えられなくなります。革の乾燥は風通しのよい所での陰干しが原則です。 汚れを落とすために使用します。チューブ入り、ビン入り、エアゾールタイプ(スプレー式)、消しゴムタイプがあります。性質は弱酸性、中性とアルカリ性があり、アルカリ性の場合汚れを取る力が最も大きいのが革の色落ちも大きいので、取り扱いは注意が必要です。他に、汚れ落としとともに防水、つや出し、柔軟効果、防カビ効果、保革効果をうたったものもあります。 クリームの役目は、色・つやの保持、保革、防水、汚れ・傷からの保護などです。乳化性、油性、液体、エアゾールタイプがあります。乳化性クリームの主成分は水、油脂、ワックスであり、色に応じて着色剤が加えてあります。ビンやチューブに入っており、色の保持、保革に効果があります。油性クリームは缶入りが多く、水が入っていないため、つや出し、防水効果が大きくなります。液体クリームは水とワックスからなり、つやを与えるものが多く、エアゾールタイプは使い勝手のよさを目的としています。この他、防カビ剤、保湿剤等が配合されているものもあります。 エアゾールタイプが主流で、成分はシリコンやフッ素化合物です。他に、革クリームの中に防水効果を兼ね備えたものもあります。これらを使用する時は、革の種類(動物種ではなく、革の表面仕上げの状態:例えばスエード、ヌバックなど起毛革、素上げ、塗装仕上げなど)に合ったものを選び、あらかじめ目立たない部分で色落ち、シミやムラができないかテストすることが必要となってきます。 竹ベラなどで底の汚れを落とし、甲はブラシで汚れを除きます。縫い目の部分などは古い歯ブラシを使用すればよく、その後、クリーナーで古いクリームと汚れをふき取り、新しい乳化性クリームを少量布に付けて革に塗り、ブラシを掛け、最後に布で磨きます。また、つやと防水性を与えるために油性クリームを併用するとよいでしょう。 耐水性に劣るので非常にシミになりやすい革です。汚れやシミを防ぐために、靴を購入したら新しいうちからクリームで手入れをしたり、防水剤をスプレーしておくとよいでしょう。クリーナーやクリームは必ずアニリン革専用のものを使用して下さい。 ケバの美しさを保つためにこまめにブラッシングすること、汚れ落としは消しゴムタイプのクリーナーを使用するのが普通ですが、液状あるいはスプレータイプの専用クリーナーもあります。耐水性に劣るので、防水剤をスプレーしておくのもよいでしょう。 靴が雨にぬれた時は、タオルやティッシュペーパーなどで水分をよく吸い取り、次に、型くずれを防ぐために、シューキーパーを使用するか、または、新聞紙やティッシュペーパーなどの紙を詰め、風通しのよいところで陰干しして十分に乾かします。紙は度々交換してやると乾燥は早くなります。この時甲革に白い汚れやカビの様なものが現れることがあります。これは靴製時の残留塩分かまたは革に蓄積した汗の中の塩分が水によって溶け出し、乾燥にともない革表面に移動したもので、ソルトスピューと呼ばれます。ソルトピューが出たら水でぬれたタオルでよくふき取り、もう一度靴を乾かします。乾燥後乳化性クリームを塗ってよく磨いておくとよいでしょう。 風合いをよくするため一般に薄い仕上げがしてあり、中にはアニリン革のような注意が必要なものもあります。普通は、着用ごとに柔らかめのブラシでよくブラッシングするか、ネルのような柔らかい布でから拭(ふ)きするとよいでしょう。それで取れにくい汚れは、布を水(必要なら中性洗剤を溶かす)に浸して固く絞り、丁寧にふきます。市販のクリーナーを使用するのもよいでしょう。シミになりやすい革は、消しゴムタイプのクリーナーを使用する程度にとどめておきます。液状の汚れが付いた時は、しみ込まないうちにハンカチなどで素早く吸い取るようにします。 革表面に白い汚れやカビの様なものが自然に現れることがありますが、暖めると溶けて消える場合はファットスピューです。原料皮の地脂(天然の脂質)や加脂剤に原因があり、冬に起こりやすいものです。クリーナーでふけば大抵取れますが、日がたつと再現するので、そのつど処置しなければなりません。このファットスピューは、油(脂)じみとも呼ばれ、腎臓脂肪斑もいわれるように、動物の生体時において脂肪の多い腎臓部や背線に当たる部分によくみられ、製造工程での脱脂不足が原因です。また、革の製造工程で加脂剤の革への吸収が不均一である場合や、革表面の風合いを改良する目的で使用された高融点の油剤が原因である場合があります。 雨にぬれた時は、タオルなどで水分をよく吸い取り、型くずれを防ぐために肩幅に合った厚手のハンガーに掛けて、風通しのよいところで陰干しします。乾燥後、手触りが硬くなった場合は、軽く手でもみほぐし、保革効果のあるクリームまたはクリーナーを塗っておきます。クリームは色移りを防ぐため無色のものを使用します。衣料のように面積が大きい場合はスプレータイプが便利です。 通常は軟らかい布で、から拭きをします。起毛革はブラッシングします。手あかのような汚れにはクリーナーを使用することになりますが、特に、ハンドバッグはファッション性の高い製品であり、使用する革も多彩ですので、購入時に革の種類を確かめておく必要があります。液状のクリーナーでシミになるような場合は、から拭きか消しゴムタイプのクリーナー、あるいは食パンの白い部分で汚れを取るくらいにとどめておくこと、クリームも革の種類に合ったもので、色移りを防ぐため無色のものを選ぶとよいでしょう。 ワニやトカゲなどハ虫類の革で光沢のある場合、これらの表面はメノウやガラスの玉で磨き上げてある(グレージング仕上げ)ので取り扱いは丁寧に行わなければなりません。まず、から拭きでほこりや汚れを落としてから、軟らかい布で丁寧に磨いてつや感を保つようにします。 乾いた柔らかい布で、まめに汚れを落とすことです。乾いた布で落ちない場合は、消しゴムで擦ってみるのも一つの方法です。水にぬれたら、乾いた布でたたくようにふきとり、直射日光を避けて陰干しにします。白い革の場合はまめに柔らかい布で汚れを落とし、薄めた中性洗剤で軽く拭き、陰干しにして、保革用クリーナーをすりこんでください。 この革は美しいがキズがつき易くその上汚れ、湿気等でシミもつきやすく一旦しみがつくとなかなか取れません。柔らかい毛のブラシで取れない汚れは、アニリン専用のクリーナーを使用します。普通のクリーナーは逆にシミになる恐れがあるので禁物です。 この革は表面を顔料の膜で覆っているので、ぶつけたり、硬い物でこすったりすると、表面がはげたりキズついたりします。多少の汚れなら乾いた柔布で拭き取り、汚れのひどい場合は中性洗剤でふきその後ガラス専用のクリーナーを塗ります。強力クリーナーの使用は禁物です。 ナイロンか毛のブラシでブラッシングすればほこりは落ち毛足も美しくそろいます。汚れは消しゴムで落とすのがコツ。あまり強く擦るとそこだけ白くなります。また毛がなくなったり、光ったりしてきたら、ブラシで起毛させます。クリーナーは大禁物です。なお、あらかじめ防水スプレーをかけておきますと、汚れの防止になります。 表面の光沢を維持するためにも手入れの時は手袋をはめてします。普通の革より水に強いので、ネルなどの布を湿らせてたたくように拭きます。クリーナーを使う時はエナメル専用のものを。保存する時は、紙やビニールは避けて、ネルで包んでおく。この際、ぎんつき革やビニール素材のバックと直接ふれないように。 軽い汚れの場合、カラ拭きしたり消しゴム等で軽くこすって落とします。クリーナーを使用する時は、必ずマット専用のクリームを使用します。従来のクリーナーでは、つや消しマット仕上げの革は光沢が出てしまいます。 汚れた時は、素材によってお手入れ方法が違います。はじめに目立たないところで試して、色落ちや変色がないかどうか確かめてから、それぞれに適したお手入れをして下さい。 |
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